屋根の役割

yane0001.JPG住宅に採用される構造体には、木造の他に鉄骨造や鉄筋コンクリート造などがあり、構造の選択によって屋根の設計方針も微妙に変わってきます。ここでは、住宅の大多数を占める木造の場合を取り上げて、住宅の屋根が受け持つ役割等を明らかにしていきます。木材は水分や湿気による腐朽・劣化という弱点を抱えており、雨漏りは木造住宅にとって致命的な欠陥になりかねない。そこで木造住宅の屋根は、雨漏りを防ぐという大切な役目を担う部位となっています。また、屋根は屋根面からの漏水だけでなく、外壁や外部の開口部(外部建具廻りなど)からの漏水を未然に防ぐ役割も果しており、そのためには、吹き降りの雨水の侵入を防ぐための庇の出や2階部分の壁の配置など様々な設計上の配慮が必要になってくる。

この他、雨水対策以外にも、屋根は外気温や外部騒音の遮断、防火、耐風圧などの機能を兼ねているが、もう一つの要素は、屋根の造形的なデザイン効果がある。住宅の外観を左右する要素として、屋根は最も目を引く要素といえるし、視覚的なボリュームも大きくなる場合が多くあります。

屋根材に必要な条件として以下のことが考えられています。

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