リフォームの落とし穴

その契約、本当に大丈夫ですか?
サインする前に確認したい
チェックポイント

昨今、悪徳リフォーム業者の被害をよく耳にします。
悪徳リフォーム業者もさることながら、契約時にトラブルになるケースが多くあります。
シーンに合わせて注意する点がありますのでよければ参考にしてみてください。

工事範囲の違い。

見積書によくある単位【一式】をよく目にします。
例えば、外壁の張替えで自分自身は家全面と思っていても、業者さん側では違う考えかもしれません。
見積書を鵜呑みにし発注するのではなく、きっちりと業者さんと話をし納得したうえで契約をすることをお勧めします。

工事内容が記された書類があるかどうか。

契約時に契約書と一緒にそろった書類、見積書・図面・仕様書・パース図などの工事内容を示したものが揃ってこそ、それらの書類の通りに工事を行ってもらうという契約ができます。
揃っていないと、自分が描いている施工はしてもらえません。

約款に目を通す。

悪徳業者によくある事例です。約款というのは非常に細かい字で書かれていて、読みたいものではありません。しかし、この約款には非常に重要なことが書かれています。
例えば、保証期間、約束通りに工事や支払いが行われなかった場合のペナルティ、事故が起きた場合の解決方法などがありますので、一度は必ず目を通しておきましょう。
サインした時点で契約となってしまい、納得いかないことも「サインしてますよ」と言われるとどうすることもできません。

安価だからと言って。

安いからと言って飛びついて施工を頼むと、材質は悪い・・・施工はずさんと言ったケースがあります。
確かに企業努力で安価にしている業者さんが大半だと思いますが、悪徳業者も中にはいるのが現状です。
こちらがクレームを言うと、追加工事となり二重で請求されることにもなりかねません。業者さん選びは必ず数社で見積りをとり、会社及び担当者を見極められる知識と目利きをつけるようにしましょう。

無理な返済計画。

家を建てたいという思いが先行してしまい、後先考えず自分自身の生活水準に合わないローンを組むケースがあります。ローンを払い終えてこそ、自分の持ち物となります。大切なのは現在の状況だけで考えるのでなく、将来のライフスタイルの変化も考え、住宅ローンの返済計画を考えることです。一般的に住宅ローンの年間返済額の目安は年収の25%程度とされています。
また、銀行や公庫、モーゲージバンクも年間返済額が年収の大部分を占める場合、借入に応じてくれません。快適な生活を送るためにも無理のない返済計画を立てるようにしましょう。

デザイン重視の問題点。

家を建てるならまずは見た目!と言う方が多く見受けられます。見た目重視になると、ユーザビリティー(使い勝手)が悪くなるケースが多くあります。体の動けるうちはよいですが、年老いてくると問題点が多く出てきます。見た目重視が悪いとは言いませんが、長く住む家ですのでユーザビリティーも考慮することをお勧めします。

お知らせ
  • 2011.07.06
    登録企業さまのホームページが改訂されました
    今月の会社紹介でも紹介しております、高知県の『オガサ製工』さまのホームページが改訂されました。 →http://ogasaseikou.jp/ 新しい取り組み、商品をご紹介するための改訂で、ホームページから継続的に問い合わせが来ているそうです。 大切に育てられている、社長の思いの詰まったHPを是非ご...
  • 2011.05.16
    今月の会社紹介を更新しました。
    今月の会社紹介は、高知県を拠点に活躍される若き経営者『オガサ製工』さまです。   お客様のご要望を上回る、住まわれている住宅の課題にあったご提案をされており、技術者の育成にも積極的に取り組んでおられます。   高知弁バリバリのブログも必見です。   https://ww...
  • 2011.04.28
    特集 軽量屋根と屋根の軽量化 をUPしました
    軽量屋根とは一般的に「スレート屋根」や「金属屋根」のことを言います。  これは従来の「瓦屋根(粘土瓦やセメント瓦など)」と比較した総重量をあらわすもので、厳密に何kg以下が「軽量屋根」といった線引きはありません。